“ホンモノ” の “気”

 【自分たちが目指した方向性は、

        既に19世紀に極められていた…】

 

宮崎駿監督は、この絵を観てそう語り、

手描きの原点に立ち戻ったのだそうです。

 

1829年の今日6月8日、イングランド南部で

ジョン・エヴァレット・ミレイという

天才画家が誕生しました。

 

 

この絵のタイトル「オフィーリア」とは、シェイクスピアの「ハムレット」で、悲しみのあまり心を患い、

小川で溺死してしまうハムレットの恋人の名前。

 

この作品はミレイが22歳の時に、4ヶ月間(1,500時間以上)を費やし、モデルのエリザベス・ジダルに

骨董屋で買った中世のドレスを着せて、水を張ったバスタブに浸からせたままにして描いたそうです。

(そのため、彼女は肺炎を起こしたらしいです…)

 

私が初めてこの絵を見たのは、雑誌に掲載されている写真だったのですが、にもかかわらず、

この絵の中に潜む死と、美しさと、どこか危なげな妖しさに、しばらく目が離せなくなったことを覚えています。

 

きっと “ホンモノ” には月日が経っても変わらない  “気(エネルギー)”  が宿っているのですね。

だからこそ、50年後にこの絵と出合った夏目漱石にも、180年以上経った私たちにも

色褪せない衝撃を与えてくれるのだと思います。

 

ではこの “ホンモノ” の “気” は、天才と言われるような人だけが持っているのでしょうか??

 

私には、誰の中にもあるものだと感じています。

ただ、自分の中にある “ホンモノ” に触れる機会を持たずにいる人が

現代社会には多いのかもしれません。

 

 

ドラマティック・セミナー 】で、

あなたの中にある “ホンモノ” の “気” に触れて頂きたいと思っています。